新潟爆酔競馬紀行
坂町駅に入線する「いなほ」6 号。
第 2 日目: 新潟 → 東京
雲母での朝
朝 7 時、よくわからない巨大な音で眠りから引き戻される。 何事だと思ったが、どうやら I 氏が昨晩設定した携帯のアラームであったらしい。 眠くて仕方がないのが正直なところだが、放置しておけば何時まででも眠り続けてしまう私、このアラームで強制的に起こされたのは逆に良かったのかもしれない。
しかし目覚めが悪いのは相変わらずで、そのまま 7:30 位まで布団の中でゴロゴロ。 この間に P 氏が朝風呂に行ったのを見て、私も眠い目をこすりながら朝風呂へ向かう。 寝汗を流してさっぱりしたところで朝食。 恐れていた旅館朝食定番メニューの納豆はなく、安心して食事を摂ることが出来た。 普段朝食を摂らない私としては、珍しく健康的な朝である。
朝食後は身支度を整えたり、のんびり煙草を吸ったりして出発までの時間を過ごす。 そして坂町駅へ。
いざ新潟競馬場へ
坂町駅。
| いなほ 6 号(2006M) | 坂町(9:46) → 豊栄(10:11) |
坂町から新潟競馬場最寄駅の豊栄へは「いなほ」を利用して移動する。 入線してくる「いなほ」を取り合えず撮影。殆ど条件反射ですな。
「いなほ」はかつて一度だけ、同僚の結婚式に出席するために利用したことがある。 当時はまだ旧国鉄特急色だったのだが、現在は新しい 485 系に置き換えられ、カラーリングも斬新なものになった。 しかしヘッドマークが LED になってしまったのは何とも頂けない気がする。 個々の列車のヘッドマークは列車に対する愛着を生むだけでなく、旅情を掻き立てさせる立派なアイテムであるのに… 色数も少なく単調な LED のヘッドマークでは魅力半減である。
この「いなほ」車内で過ごす時間は僅かに 30 分弱。 適当な席について、煙草を吸いながら雑談をしているうちに豊栄に到着。
新潟競馬場でもビール
豊栄駅。
豊栄駅で降りると、外は相変わらず蒸し暑い。 今日一日を過ごす新潟競馬場での暑さを想像して、思わずゲンナリしてしまった。
ここからは直通バスで新潟競馬場へ。 バスの中の乗客が全員競馬新聞 / スポーツ新聞を広げているのが何とも「競馬場直行バス」っぽい。 何事もなく新潟競馬場へ到着し、入場料を払って中へ。 最初に気が付くのはその広さ。 コースが全面的に改装された新潟競馬場は非常に広く感じる。 改装直後のせいか観客席にはかなりの人がおり、日陰になる位置を探すと観客席のかなり端のほうまで行かざるを得なかった。 さすがにこの日のような晴天の下、日向に居てはあっという間に日焼けしてしまう。 日陰にいてもそこそこ焼ける程なのだから。
私自身はさほど競馬に興味があるほうではないので、競馬場内では適当に馬券を買い、ビールをガンガン飲みながら過ごす。 結局、4 レースを購入したが的中(もとい、掠っただけ)は 1 レースのみ。 惨敗である。むぅ、やはりギャンブルには向かない人間なのか。
一通り観戦した後、払戻しを受けて帰路へ就く。 しかし競馬場を一歩出て目にしたのは、バス乗り場にもタクシー乗り場にも出来ているものすごい人の行列。 バスとタクシー、どちらを利用するか迷うところだが、結局、タクシーを利用して駅まで移動することとなった。
豊栄駅までの道のりも大混雑であるが、何とか無事に豊栄駅に到着。
新潟駅へ移動
豊栄駅停車中の近郊型電車。
| 1940M | 豊栄(16:53) → 新潟(17:13) |
豊栄駅では新潟駅からの上越新幹線の指定を取る。 速達タイプの「あさひ」は満席だったので、次の各駅停車に近い「Max あさひ」の指定券を入手。
適当に時間待ちをした後、やってきた普通電車で新潟駅へ。 しかしこの電車、冬季ならまだしも、夏季なのに押しボタンでドアを開けねばならないのは意外に感じた。 駅についた際もドアは自動で開かず、乗客が自分で開けなければならない。 地元民や鉄分が高い人間ならまだしも、このような仕組みを知らない人間がこの電車に乗った場合、困るのではないのだろうか。 何せ、駅に到着してもドアが開かないのである。 「いつドアが開くのだろう」とドアの前で待っていると、そのまま列車が出発してしまうのだから。 せめてアナウンスの一つでも流す必要があるのではないか?
やがて電車は新潟へ到着。
へぎそばと日本酒
新潟駅駅舎。写真ではわからないが、在来線ホーム側は意外とくたびれた感じがする。
M 女史は新潟駅から高速バスで会津へ帰るので、バス停にて女史をお見送り。お疲れ様。
残った一行は夕食を食べる場所を探して新潟駅周辺をうろうろするものの、中々これといった店が見つからない。 そのうち、何やら雨が降り出してきたので、とりあえず見つけたそば屋に入ることに。 新潟地方の名物「へぎそば」を食べさせる店であるらしい。 疲れていたので早めに席に着きたかったところなのだが、さすがに夕食時で店内がばたばたしていたせいか、席へ案内されるまでに少々時間待たされてしまった。
ようやく席に着き、へぎそばを 5 人前と天婦羅盛りを 2 つ、 そして相変わらず男性陣は思い思いのアルコールを注文する。 私は当然ながら日本酒である。 で、お待ちかねのへぎそばがやってきたのだが…うーむ、一体どこがどう普通の蕎麦と違うのだろう? 味も見た目も普通のそばであり、私には「そば」と「へぎそば」の違いがわからなかった。
が、大変美味い蕎麦で、5 人前はあっというまに無くなってしまい、更に 3 人前を追加する始末。 競馬場でマトモに昼食を摂っていなかったのもあるのだが、育ち盛りでもないのにこの食欲である。 もっとも、現時点で唯一の女性メンバであった T 女史はそこまでの食欲を持ち合わせていなかったということは、女史の名誉のために付け加えておきたい。
とりあえずおなかも満足したので駅へ戻り、新幹線の発車時刻までお土産を漁る。 私はやっぱりここで、昨日散々飲んだはずの「エチゴビール」を車内用に再び購入してしまった。 どのみち新幹線の中では通常のビールしか購入出来ないのだから、新潟の地ビールを賞味するのはこれが最後の機会である。
帰りの新幹線でもビール
| Max あさひ 332 号(332C) | 新潟(19:41) → (21:56) |
メンバ全員、一通り買い物が済んだので新幹線ホームへ向かい、この旅行最後の列車となる「Max あさひ」へ乗り込む。 車内は程々の人の入りだが、この時間にしては上出来であろう。 新潟を発車するなり、早速先程の「エチゴビール」を空ける。 結局、最後までビール漬けの旅行であった。
さすがに二日間の疲労が出たのか、列車内ではメンバ全員爆睡状態。 気が付けばもう大宮である。
行きと同様、上野で T 女史が下車。そして終点・東京駅で全員解散。 そしてメンバはそれぞれ、それぞれの自宅へ至る列車で帰路へ着いたのであった。