bash を実行する前に、幾つかの環境変数を設定しておく必要があります。 bash が起動する前に非常に重要な環境変数を設定するためのバッチファイルが提供されます。 これは最初に bash を起動するための、最も安全な方法です。 デフォルトでは、このバッチファイルはセットアップ中に指定したルートディレクトリにインストールされ、スタートメニューの「Cygwin」中にも配置されます。 このファイルは、好みに合うように編集出来ます。
CYGWIN 環境変数は
Cygwin 実行環境における共通の設定を行うために使用されます。
bash を実行させる前に
CYGWIN 環境変数に何も設定せずにおくことも出来ますし、DOS シェルで設定するときの方法に似た方法で
tty を設定しておく(^Z を使ったジョブコントロールをサポートする、など)ことも出来ます。
C:\> set CYGWIN=tty notitle glob
PATH 環境変数は Cygwin
アプリケーションが実行ファイルを検索するディレクトリのリストとして扱われます。
この環境変数は Cygwin プロセスが最初に開始された時点で、
Windows フォーマット(C:\WinNT\system32;C:\WinNT
のようなもの)から UNIX フォーマット
(/WinNT/system32:/WinNT)へと変換されます。
bash の外側で Cygwin のツールを利用するつもりであれば、
少なくとも x:\cygwin\bin ディレクトリ
(「x:\cygwin」が
Cygwin インストレーションの「ルート」である場合)が含まれるように設定しておかなければなりません。
HOME 環境変数は、
多くのプログラムがあなたのホームディレクトリの位置を決定するために使用しますので、設定しておくことをお薦めします。
この環境変数もまた、Cygwin プロセスが最初に開始された時点で
Windows フォーマットから変換されます。
bash を実行する前にあなたのホームディレクトリを設定しておいて下さい。
TERM 環境変数は端末タイプを設定します。
この変数に値が設定されていない場合は、
cygwin が自動的に設定されます。
LD_LIBRARY_PATH 環境変数には、
Cygwin の関数 dlopen() がロードする
DLL ファイルを検索するディレクトリのリストを指定します。
この環境変数は Cygwin プロセスが最初に開始されたときに、Windows フォーマットから UNIX フォーマットへと変換されます。
多くの Cygwin アプリケーションは dlopen() を使用しませんので、この変数を指定する必要はありません。