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Cygwin の主要バージョンのリリース

Cygwin の主要バージョンのリリースについて纏めたものです。本来は拙著『Cygwin + Cygwin JE』向けに作成したものですが、何らかの資料的価値はあるかもしれないと思い、ここに完全版を掲載しておきます。

気が向いたときに、リリースアナウンスの翻訳もしていくつもりです。

Cygwin の主要バージョンのリリース
日付 バージョン 説明
(〜 Beta9)(公式な記録なし)
1995.12.05Beta10
1996.01.03Beta11リリース時に壊れていたため、廃版となる。
1996.01.03Beta12PowerPC サポートの開始(Windows NT が PowerPC をサポート外としたため、現在は保守されていない)。
1996.02.09Beta13
1996.04.10Beta14
1996.08.30Beta16
1996.12.07Beta17Win32 DLL 用ヘッダの改良。
1996.12.10Beta17.1
1997.05.06Beta18InstallShield によるインストーラ。
1998.02.26Beta19tty 制御とハードリンクのサポート。
1998.10.27「GNU-Win32」→「Cygwin」への名称変更。
1998.10.30Beta20「-mno-cygwin」のサポート。
1998.12.04Beta20.1最後の InstallShield 版。
1999.10.121.0(*1)商用版(Cygwin CD-ROM)の発売。
1999.11.15Red Hat が Cygnus を買収すると発表。
2000.01.13Red Hat による Cygnus の買収が完了。
2000.04.171.1.0InstallSheld から、パッケージ単位への配布へと変更。ntsec の採用。
2000.05.141.1.1/dev/random のサポート。
2000.06.141.1.2
2000.07.281.1.3binmode.o / textmode.o の追加。
2000.08.061.1.4mount のオプションとして --show-cygdrive-prefix 及び --change-cygdrive-prefix を追加。
2000.11.111.1.5/dev/clipboard のサポート。
2000.11.221.1.6
2000.11.281.1.7「nosmbntsec」の追加。
2001.01.311.1.8複数ユーザに対応したマウントテーブル。
(1.2)(*2)(存在しない)
(1.3.0)(*3)(廃版)
2001.04.241.3.1/dev/dsp のエミュレーション。Windows のショートカットを利用したシンボリック・リンクの採用。
2001.05.211.3.2パスワードなしでのユーザの切り替え。
2001.09.121.3.3//ドライブ文字」形式のサポートの打ち切り。
2001.11.061.3.4HOMEDRIVE / HOMEPATH を利用した HOME の設定。
2001.11.111.3.51.3.4 のバグフィックス。
2001.12.021.3.6
2002.01.191.3.7utmp 系 API の追加。
2002.01.201.3.81.3.7 のバグフィックス。
2002.01.211.3.91.3.8 のバグフィックス。
2002.02.271.3.10
2002.06.231.3.11/proc ファイルシステムのサポート。open システムコールのデフォルトがバイナリモードとなる。
2002.07.031.3.12デバイスの大半がバイナリモードとなる。
2002.10.131.3.13ntsec がデフォルトとなる。
2002.10.241.3.14
2002.11.061.3.15
2002.11.231.3.16/proc/cmdline の追加。
2002.11.271.3.17
2002.12.251.3.18
2003.01.231.3.19
2003.02.091.3.20
2003.03.121.3.21/proc/cpuinfo/proc/partitions の追加。
2003.03.181.3.221.3.21 のバグフィックス。
(1.4)(存在しない)
2003.07.101.5.064 ビットファイル入出力。mount の managed mode。
2003.07.281.5.11.5.0 のバグフィックス
2003.08.081.5.21.5.2 のバグフィックス。
2003.09.011.5.31.5.x 系初の公式リリース。cygcheck の機能強化。
2003.09.131.5.4多数の *BSD 系関数の追加。
2003.09.201.5.5
2004.01.191.5.6mknod システムコール。cygserver による System V IPC。
2004.01.311.5.7cygserver を公式に追加。
2004.03.171.5.8mmap の速度向上。
2004.03.191.5.9
2004.03.251.5.10/dev/dsp による録音機能。libtextreadmode.a の追加。stat の速度向上。
2004.09.051.5.1164 ビットシステムへの対応の強化。

*1: 1.0 は サポート付きの一般向け商用製品として、$99 で販売されたバージョン。日本国内でもごく一部の店舗で取り扱われた。内容的には B20.1 の機能強化。

*2: 1.2.0 が存在しないのは、1.2.0 を 1.0 に続く一般商用製品として 2001 年の早期に販売する予定があったため。このために 1.1.8 の次のバージョンを 1.3.0 としたのだが、1.2.0 を商用版として一般発売する話は立ち消えになってしまったため、欠番同然となってしまった。

*3: 1.3.0 はリリース直後に大量のバグが発覚したため、廃版となった。